第3回将棋電王戦の対戦結果と概要
人間5対コンピュータ5の決戦
・開催日時:2014年3月、4月
・持ち時間:其々5時間
第一局
先手 菅井竜也五段
後手 習甦
勝ち 習甦(98手)
谷川会長が今回の電王戦で一番衝撃を受けた対局。
プロ視点でもコンピュータ側の強さが光った一局でした。
第二局
先手 やねうら王
後手 佐藤紳哉六段
勝ち やねうら王(95手)
一局を通し、やねうら王が押す展開となりました。
第三局
先手 豊島将之七段
後手 YSS
勝ち 豊島将之七段(83手)
「豊島くん強いよね」の通り、YSSに完勝した豊島七段。
コンピュータ側があっさり負けたように見えたのは、豊島七段が行った数多くの練習対局の賜物と言えるでしょう。
第四局
先手 ツツカナ
後手 森下卓九段
勝ち ツツカナ(135手)
先手ツツカナ4四金の対応を森下九段がミスしたところからコンピュータ側が優勢に。
第五局
先手 屋敷伸之九段
後手 ponanza
勝ち ponanza(130手)
ほぼ形勢互角で進んでいた場面で、先手屋敷九段の8一香成が悪手に。
以降ponanzaが形勢を有利に展開してコンピュータ側の勝ちに。
コンピュータ側の4勝1敗という結果は、“心理要素”がゼロのコンピュータの強さを物語っていると思います。
人間側の一瞬のスキを見逃さず、一気に優勢に持ち込む力。
終盤の正確な差し回しで詰ましにくる力。
コンピュータの加速度的発達の中で人間側はどう対応すべきか、いろいろ考えさせられる第三回将棋電王戦でした。
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